発達障害 (知的障害)

精神遅滞の分類について

精神遅滞(知的障害)には、障害の程度によってかなりの幅があります。
 
それぞれの人の個性を認めると同時に、機能レベルを分類することは、将来的な経過や支援方法を考える上で利点があります。
正式な検査は、親とのインタビュー、子どもの観察、標準‐参照テストの3タイプによって行われます。
 
以下のように、知能指数(IQ)検査の結果や、どの程度の適応能力があるかに基づいて分類されています。
軽度(IQ=50~69)
中度(IQ=35~49)
重度(IQ=20~34)
最重度(IQ=20未満)
 
精神遅滞者のうちの約75%は遅滞と正常の中間で、小学校へあがるまでは目立った症状を現しません。最初に気づくことが多い徴候は、言葉の発達の遅れや、自分で服を着る・食べるなどの時期が遅れることです。
 
軽度の場合、自分の身の回りのことをする能力はありますが、思春期以降に、情緒障害・非行・性的問題などの社会的不適応を起こすことがあります。
 
中度の精神遅滞は全体の20%で、知能は小学校2年生くらいまでに発達し、施設などで簡単な仕事ができます。
 
残りの5%が重度と最重度で、生後1年間にみられる運動能力の発達の遅れによって比較的早期に発見されることが多いようです。
重度の場合はカタコトの言葉を話すことはできますが言葉の理解は充分にはできません。
最重度は身辺の自立が困難です。社会生活をするうえでは他人の介護を必要とします。






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