児童・青年期の不適応 (不登校)
不登校の原因について
不登校の原因として、次のようなものがあげられます。
・優等生の息切れ型で、親からの心理的独立の挫折や
自己内の葛藤などに起因する。
・甘やかされて育ち、社会的情緒的に未熟で困難や
失敗を避けて安全な家庭内に逃避する。
・母子ともに不安が強く離れられない分離不安型。
幼稚園~小学校低学年に多い。
<援助法>
1.社会状況を要因と考える方法
不登校の子どもは、詰め込み教育や社会システムに疲れ果てた社会的犠牲者であるという考えから、学校に戻ることを目標としません。居場所を提供してゆっくり自分のペースで過ごさせる、というフリースクールなどに多くみられる方法です。
2.家族と本人を要因と考える方法
目標を、本人の心身の安定と家族間の人間関係の改善、特に、自律心の向上と人格の成熟におきます。方法としては、合宿などいろいろな方法が試みられていますが、未だ決定打はなく、援助者それぞれが工夫を重ねている段階のようです。
3.本人を要因と考える方法
不登校を個人の問題に限定して治療しようとする行動療法による援助法です。もともと行動療法は、間違って学習された行動を消去する方法ですから、不登校も行動療法によって「強く学習された逃避行動を、完全に消去させる」というものです。
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