心理検査 (こころ)
心を計ることについて
ヒトが、他の動物と大きく違っているところは「こころ」を持っているということです。「こころ」によってヒトは、感情や知能などを持ち、その人固有のパーソナリティを持ち、その人独特の世界を形成することができます。「こころ」があるから喜んだり、笑ったり、悲しんだり、泣いたりと、人間らしくなることができます。
けれども「こころ」は目に見えず、どこにあるのかもわかりません。その「こころ」を測定することができるのか?できるならどのような方法で?という問題は、こころとはいったい何なのか?という問題とともに、実に長い世紀に渡って議論されてきました。
そして有効な心理測定の歴史は、実験心理学の発展によって、1890年前後に始まりました。現在では、心理測定や教育測定の専門家たちによって実にさまざまな心理検査が作成されています。
渡部洋(1993)は「心理検査法入門」の中で、心理検査は「代表的な行動を捉え、それをカテゴリーや得点を用いて記述する客観的かつ標準化された手続きである」と定義しています。
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