心理検査 (自己理解)

心理検査の目的について

心理検査を用いようとする目的はさまざまであり、利用目的も無数にありますが、大きく分けると以下のようなものがあげられます。
 
1.分類
 
心理検査を利用して、被験者(検査を受ける人)を、用意されたいくつかのカテゴリーに分類することです。たとえば、企業などで従業員の配置転換を行うために利用する場合や、運転免許や種々の資格を授与できるかどうかを認定するために用いる場合などです。
 
2.診断と治療計画
 
診断も分類の一部ですが、精神科医療では心理検査が診断のための重要な情報をもたらすことがあります。また、適切な治療計画に関する情報を得ることを目的に使用されます。
 
3.自己理解
 
患者や相談者に現在の自己の断面を客観的に見てもらうために用いる場合があります。たとえば、相談者は自分の認知の仕方を一般平均と比べることで、自分に偏りがあることを客観視できる場合があります。
 
また、知能検査の結果を知ることによって、親や教師は、子どもに対するより適切な学習計画に役立てることができます。
 
また、治療者自身が自己理解を促進して、こころの歪みを理解することで、自己コントロールするための道具として利用する場合もあります。
 
4.治療効果や教育プログラムの評価
 
治療計画や教育プログラムは、実施の途中で常に吟味され、必要に応じて修正改善されなければなりません。そのために現時点での効果を確認し、適切さの評価をする目的で利用されます。






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