心理検査 (作業検査法)
内田クレペリン精神作業検査の方法について
内田クレペリン精神作業検査の検査は、1桁の数字が横に91個、縦に34行並んでいる用紙を用います。
被験者は、「できるだけ速くたくさんする」ように教示を与えられた後、1分ごとに行を替えながら、横に隣同士の数字を加算し、答えの1の位の数字のみを書いてゆく作業を行います。
現在、内田クレペリン精神作業検査にて標準的方法とされているのは、練習2分・前期本検査15分・休憩5分・後期本検査15分という構成です。
この作業の結果から、各行の到達量、平均作業量、加算の誤り、飛び越しの有無などにより作業能率の時間的推移をあらわす曲線(作業曲線)が作成されます。
そこから、努力を欠くか、休息効果を欠くか、作業のムラがあるか、興奮がはなはだしいか、などが判断されます。
健常な成人の一般的傾向は、前期・後期ともに、最初の1分間の作業量が最も多く(初頭努力)、前期では2分以後作業が低下していき、7-10分目ごろから再び上昇します(練習効果)。後期は、前期よりも作業量は多く(休憩後効果)、2分目以後下降し、4-5分で一時上昇し、後は最後まで下降していきます。
これに対して、異常傾向は、初頭努力の欠如、練習効果の欠如、休憩後効果の欠如、作業量の激しいムラ、作業量が少なく下降の一途をたどる(緊張の欠如)、間違いが多い、などがあります。
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