身体表現性障害 (ヒステリー)
ヒステリーについて
ヒステリーとは、かつて子宮の病気によって生じる婦人病であると考えられていたことに由来する、ギリシア語の子宮(hustera)を意味する言葉を語源とする神経症です。
よく一般に「ヒステリーな女性」のように使われることがありますが、ここでのヒステリーは、ちょっとしたことで大きな声をあげて騒ぐといったようなことではありません。
ヒステリーの症状には、大きく分けて2種類あり、失立・失歩など感覚に麻痺が生じるものを「転換型ヒステリー」とよび、意識が消失したり記憶が消失したりするものを「解離型ヒステリー」とよびます。
DSM-Ⅳでは、このヒステリーを、身体表現性障害と解離性障害に分類しています。転換型のヒステリーは身体表現性障害の中の転換性障害に、解離型のヒステリーは解離性障害の中の解離性健忘、解離性遁走に分類されています。
解離型ヒステリーの「解離」とは、強いストレス体験によって人格の統合性が一時的に失われる状態を指します。転換型ヒステリーの「転換」とは、心理的なストレスや葛藤が身体的障害に置き換えられるという意味です。
詳しい症状については、身体表現性障害の中の転換性障害、解離性障害の中の解離性健忘と解離性遁走を参照してください。
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