人格障害 (人格)

人格障害の分類について

犯罪容疑者を扱うニュースなどでは、その異常な言動が、「病気」によるものなのか、その人本来の「人格」によるものなのかが、よく話題にのぼります。責任能力があるかないかが犯罪容疑者を裁く上での焦点になることも少なくありません。
 
つまり「病気」であれば罪を減免すべきで、「人格異常」であれば責任をとるべきだという考え方があるようです。けれども実際には、「病気」と「人格異常」の境界は不明瞭であることが少なくないといわれています。
 
「病気」と「人格」の関係は、おおまかに次の3つに類型できます。
 
1.人格の偏りや傾向が病気の原因や発症の背景になる場合。
 (うつ病・心身症・心臓疾患等など、病気になる前の性格に
  共通性があるような関係)
 
2.病気の結果、人格が変化した場合。
 (統合失調症などの精神疾患で、人格が変化した、といった関係)
 
3.人格の偏りそのものが、異常で病的な場合。

ここで扱う「人格障害」は、上記1~3のうち、3.の、人格の偏りそのものが、異常で病的であるものです。
 
 
DSM-Ⅳでは、この「人格障害」を、A群・B群・C群に分類しています。
 
A群:周囲に奇妙で風変わりな印象を与えるもの。
B群:演技的、感情的、移り気といった印象を与えるもの。
C群:不安や恐怖が強く、周囲にもそれを印象付けるもの。
 
このA~Cの3群は、さらに合計10の類型に分類されています。
 
 






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