脳への障害 (せん妄)

意識障害について

意識障害とは、身体疾患による精神障害の主な精神症状です。
 
意識障害には、「意識の混濁」と「意識の変容」とがあります。
意識の混濁には幅があり、軽度から重度までさまざまな程度の状態を示します。
 
軽度の意識混濁は、「なんとなくぼんやりしている」といった状態を指しますが、放っておくとうとうと眠ってしまうような状態の場合もあり、注意が必要だとされています。
重度の場合が昏睡で、昏睡状態では、刺激にも全く反応せず、目を覚ますことができません。
  
深い昏睡状態に陥っている人は、痛みを避けようとするなどの最も基本的な反応さえ失われています。この状態は、短い場合もあれば長く続く場合もあります。原因は、脳の活動と意識レベルを調整する機能が損なわれることで、脳と感覚器をつないでいる神経線維の機能不全、脳の血流減少、有害物質による脳損傷などがあります。
 
意識の変容とは、錯覚や幻覚・妄想などの症状が合わさった状態をいいます。
意識の混濁に、意識の変容が交じり合って出現した状態を「せん妄」といいます。
 
 
disturbance of consciousness






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