診断と分類 (診断)

ICDについて

ICDとは、WHO(世界保健機構)による国際疾病分類です。
DSMが精神障害のみの診断基準であるのに対し、ICDは、病気全般(身体・精神)の分類であり、その中の5章が精神障害の分類にあてられています。
 
現在は第10版にあたるICD-10が使用されていますが、この改定で、DSM-Ⅲの診断名が取り入れられ、細部は異なるものの、ほぼ同様の分類法が用いられています。
 
ICDとDSMとの主な違いは、DSMは診断・治療のガイドラインとして詳細化しているのに対し、ICDは国際的な疫学調査での使用を想定しているので診断基準のシンプルさを重視しています。
 
また、医療行政上の疾病の分類などにはICD-10が使われ、精神医学研究にはDSM-Ⅳが使われることが多いようです。
 
 
DSMの項目で例に挙げた、神経性無食欲症(拒食症)は、「生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」の中に分類されています。






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