解離性障害について
解離性障害とは、かつて、ヒステリーとよばれた症状の一部です。
DSM-Ⅳでは、このヒステリーを、身体表現性障害と解離性障害に分類しています。そのうち、ここでは解離性障害について記します。
私たちはだれでも、最近の出来事のある場面を覚えていなかったり、空想にふけったりすることがあります。また、衝撃的な出来事によって放心状態を経験することもあります。
解離性障害は、このような通常だれにでも起こり得る症状が、病的で重症であり、社会生活に支障をきたす、精神障害です。
解離性障害は、解離性健忘、解離性遁走、解離性同一性障害、離人症性障害の4つに区分されます。
<解離性障害に共通する病因>
人は自分自身ではどうすることもできないと強く思い悩み、精神的に追い込まれると病気になることがあります。
この障害は、経験したり目撃したりした心的外傷(トラウマ)となる出来事や、事故や災害による極度のストレスなど、あまりにも耐えがたい心理的な葛藤が引き金となって突発的に発症するとされています。あるいは、このような状況下で、受け入れられない現実を、意識的な思考から分離させようとするはたらきのために発症するとも考えられています。
dissociative disorders
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